YWTで振り返るWACATE2013冬

2013年12月14日(土)~15日(日)に開催されたWACATE2013冬に参加してきました!

WACATE2013 冬 ~それにしても、テストは広大だわ~ 開催概要
WACATE2013冬 #wacate2013w

各セッションのレポートは追々…?ということにして、セッション7「そのテスト、再考~R~」で行った、YWTによるWACATEの振り返りを公開します。セッション内のワークでは時間が足りなかったので帰ってから少し足しましたが、全セッションを網羅しているわけではありませんので悪しからず。
なお、YWTは「Y:やったこと」「W:わかったこと」「T:次にやること」を書き出す振り返りの手法だそうです。名前は知っていましたがやったのは初めて。こういう手法も学べるのがWACATEのいいところの一つだと思います。東海で開催される勉強会では、参加者同士で回しながら書き込む手法(ぐるぐるYWT…というのでしょうか?)を使うそうですが、ワークショップ内では時間がなかったのでやめました。いつか挑戦してみたいところです。

Y W T
  • モデルベースドテストについて学んだ
  • モデルベースドテストをするにはモデルが必要
  • テストエンジニアも描けた方がよい
  • ULM描けるようになる!…書籍からかな。。
  • 伝えるためにできることについて学んだ
  • 相手の考えや背景を考慮することが大事
  • 伝えたいことを明確にする
  • 自分が理解できていないと伝えられない
  • 相手のことを確認する時間を設ける
  • 伝えたいことを伝えられるレベルまで理解を深める
  • やってできないこともなかったから、とにかく伝える機会を増やす
  • いろんな体系や組織を知った
  • 世の中には様々な経験や知見に基づいたいろんな体系がある
  • オレオレのやり方をするより断然効率が良い
  • まずはSQuBOKを買う!(がしかし最新が出てほしいので迷う)
  • 分科会:WACATE Before/Afterのトーカー
  • いろんな人の話を纏める技術って大事
  • 臨機応変に対応することも大事
  • 分科会の事前準備や挑む姿勢のありかた
  • 聞きながら話しながらマインドマップで即座に纏める技術を少しずつ盗む
  • その場で対応も必要だけどリスクを事前に予測しておくとよい
  • テスト技法だけじゃなくマネジメント含めいろんな手法を身につけたい
  • 次々回までにオーナーやりたい
  • いろんな人と話すよう心掛けた
  • 初参加者や繋がりの薄かった方と話すには、繋がりの強いよく会える方々から離れるようにすればよい
  • 苦手分野や未経験ゾーンの話になると困ってしまった
  • お互いのためにならないなら離席もあり、無理しない
  • 架け橋にならなくても各自が解決できちゃうのがWACATE、見守る
  • 勝手にWACATE親善大使をやった
  • 私が初参加したときと同じようなきっかけで参加した方が結構いる
  • 親善大使継続
  • 自分の経緯を改めてまとめておきたい
  • そもそもWACATE申込み前に満員御礼の札が上がって青ざめた
  • 半べそかきながら「キャンセル待ち」のお願いメールを出した
  • 締め切り駆動は締め切りが明確な場合のみ有効
  • 熱意は伝わる
  • リスクマネジメントをしましょう

「T:次にやること」はもっと明確にすべきなのだろうけれど、反省とか期待とかになっちゃいました。この中で直近でできることは…「UML描けるようになる」と「自分の経緯をまとめておきたい」かな。前者は業界の常識なのだと薄々思ってはいたものの、手を付けていなかった(そして実際に困っている)技術なので、挑戦したいと思います。後者は言わずもがな。それだけではなく、もっとアウトプット増やしたいです。勉強し始めてからは勿論、する前もそれなりに価値はあったのだから。

今回が4回目の参加、すなわち、外に出て勉強をし始めて1年半が経ちました。上記YWTにあるようにまだまだ未熟ではありますが、2日間通して、自分の考え方や動き方、知識が、初めよりずいぶん変わったなと感じました。そして相変わらず、とーーーーーっても楽しかったです!WACATEファンがもっともっと増えますように。
実行委員のみなさん、講演していただいた鷲崎先生、そして参加されたすべてのみなさん、大変有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。また近いうちにお会いしましょう~~!!

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WACATE2013冬 ポジションペーパー

テスト自動化研究会での活動もあり、自動化を武器に切り開きたいと思っていたところで立ちはだかった壁。自動化は手段でしかないのですよね、やはり。晒します。


「Approach run for the high jump」

高跳びというのは、バーを越える瞬間に注目しがちだが、助走も重要である。高く飛ぶためには力が必要で、力の素となるのはスピードだからだ。もちろん、バネと呼ばれる膝の柔らかさや強さも重要だが、それだけでは垂直跳びとなんら変わらない。より高く跳ぶには、助走が必要なのだ。スタート位置が悪く踏み切り位置を誤ると、一番高いところでバーを越えられなかったり、バーにぶつかって落としてしまったりする。high-jumperは、何度もスタート位置を変え、練習を繰り返し、自分のベストなスタート位置とコースを見つけ出す。

私は中学3年の時、高跳びの選手だった。正確には三種競技という競技種目の中で、高跳びもやったという程度だが、三種競技ではその年の県の10傑で1位を取ったのはちょっとした自慢だ。しかし年間1位というだけで大会成績は県大会止まり。高校時代は幅跳びをやったが、県7位が最高で、ぱっとしないまま終わってしまった。それから10年以上が経ち、デスクワークに慣れた体は運動不足の塊でしかないが、今でも、ステップのリズム、足を入れる角度、視線などが頭に浮かんでくる。

助走のパワーを高さに変えるのが踏み切りの役目。そのあとは、ベリーロールでもいいし、背面跳びでもいい。目標は少しでも高いバーを跳び越えることだ。私は社会人になって7年近く、テストの自動化を担当していた。それは、手動テストがベリーロールであれば、背面跳びでテストに挑んでいたということなのだろうと思う。背面跳びは一般に、ベリーロールに比べて高く跳べると言われているが、助走がうまくいかなければ、跳躍法がどうであろうと高くは跳ぶことができない。当時私は大規模プロジェクトに参画しており、ベストな助走からバトンを受け取っていたからこそうまく動いていた。だが、自分一人ではそれができないということに気づいたのが一昨年の夏であった。そして昨年夏に初めてWACATEに参加し、今はその縁でテスト自動化研究会の仲間に入れてもらいながら、業務ではシステムテストを担当している。業務をこなしながら考えさせられるのは、やはり、助走:Approach runの大切さだった。

高跳びは「高く跳ぶため」に助走をし、踏み切り、ジャンプをするが、テストは一概に何のためとは言えない。「品質を守るため」かもしれないし「バグを出すため」かもしれない。テストは、全員が高跳びで挑む必要はないし、100mと砲丸投げで挑んでも構わない。何の道具や技術を使って挑むかは、そのテストが「何のために」テストをする必要があるのか次第だ。しかし、「何のために」という部分が明確になっていないことが多いから厄介だ。分析し、戦略:Approachを立てる。それもテスト活動の一つだ。戦略:Approachが明確なテストは、実施、報告まで、迷いがなく筋が通る。あとはそれを実現するための技術が必要だ。

それに対して私はまだ、テスト要求分析やテスト設計がうまくいかないし、自動化経験が長い割にはへなちょこプログラムしか書けず、自動化システムの構築も一苦労二苦労してようやくできあがる始末だ。技術者としては未熟この上ないが、このWACATEでたくさんの仲間に出会い、たくさんのチャンスと夢をもらった。それ以来、挑戦の日々を送っている。最善の助走:Approach runを見つけ、それが実現できるエンジニアになれるよう、これからも努力していきたいと思う。